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チームコラボレーション

新人・若手の報連相を強化することで、組織・チーム内の情報共有・情報連携が強化されます。その実現のためには、上司・指導者の指導が欠かせません。本研修では、上司・指導者の皆さまに、新人・若手の報連相を強化するために自分たちは何をする必要があるのか、どのような指導が必要なのかを解説します。

​こんな組織・関係者にオススメです

新人研修・新入社員研修で「報告・連絡・相談」の重要性を伝えた後、数か月が経過したタイミングで行われる新人フォロー研修でそれらができているかどうかを尋ねると、「うまくいかない」「思うように報連相できない」とこぼす新人・若手の方は少なくありません。

 

理由を尋ねると、本人の努力不足・訓練不足もありますが、同時に新人・若手の立場からは「報連相したくても話しかけづらい(上司・指導者が忙しそうで躊躇してしまう)」「報連相しても反応がない(返事がない、求めるフィードバックがない)」「報連相しなくても何も言われない(よって報連相の重要性が感じられない)」という声が挙がります。

 

本研修は、マネージャー・リーダーの皆さまに、新人・若手の報連相を強化するために自分たちは何をする必要があるのかを解説します。また新人研修・新入社員研修でお伝えする「報連相のルール」および「上司・指導者が求めている報連相における配慮・工夫」についても連携します。「講師も言っていたし、上司・指導者も言っている」と指導方針を同じにすることで、新人・若手も納得し、報連相の重要性を深く理解できるようになります。

(上司・指導者向け)新人・若手の報連相強化研修(6時間)

※プログラムは一案です

※ご要望を踏まえて、カスタマイズ・オーダーメイドいたします

1.組織における報連相の重要性

(1)報連相を通じてそれぞれが持つ情報・抱える状況について情報共有することが大事

(2)報連相が充実している組織は相互連携・相互協力・相互支援が可能

(3)報連相は全メンバーの義務(上司・指導者も報連相をする必要がある)

(4)上司・指導者は自ら報連相を体現し、手本を見せる

 

2.報連相の目的

【ワーク】報告・連絡・相談のそれぞれの目的を整理する

(1)報告は仕事の状況・進捗または仕事が完了したことを共有すること

(2)連絡は得た情報・見聞きした出来事を共有すること

(3)相談はアドバイスや指示を乞うこと

(4)上司・指導者は報連相の目的を新人・若手に伝えることが大事

(5)上司・指導者は新人・若手の報連相に応えることが必要

(6)スルーはNG(必ず反応する・レスポンスする)

3.報連相に関しての期待とルールを伝える

(1)上司・指導者として新人・若手に期待することを先んじて伝えておく

 【ワーク】新人・若手に期待する報連相のあり方・内容を明確にする

 【参考ワーク】職場・チームにおける報連相に用いるコミュニケーションツールのルールを明確にする

(2)悪い報告こそはやく

  ①悪い報告は早ければ早いほど、適切な対応が可能

  ②悪い報告の受け止め方 ~まずは受け止め、感謝を伝え、対応した後で、振り返り&指導する

 【ワーク】悪い報告の受け止め方を体現できているか振り返る

(3)結論ファースト ~PREP法で報連相させる

(4)全体像ファースト ~Whole-Part法で報告させる

(5)報連相は事前に情報・状況を整理してから行う(ただし悪い報告は例外)

(6)報連相強化の指導のポイントは「紙に書かせる」

  ①まずは本人に書かせる

  ②必要に応じて、ともに整理してあげる(どのように整理できるかを書いて、視覚的に見せる)

4.新人・若手が報連相をしなくなったら…

【ワーク】自身が報連相したくなる上司・指導者の特徴は? 報連相したくなくなる上司・指導者の特徴は?

(1)まず疑うべきは自身の立ち居振る舞い

  ①報連相しやすい雰囲気を醸しているか

  ②報連相をスルーしていないか 

  ③報告に反応・レスポンスしているか

  ④相談に対して適切なアドバイス・指示を与えているか

  (※当然のことながら、こうした立ち居振る舞いの上司・指導者に新人・若手は報連相したくなるなる)

 【ワーク】上司・指導者としてNGな立ち居振る舞いをしていないか振り返り、確認する

(2)報連相したくなる上司・指導者の立ち居振る舞いは

  ①しかめっ面・怖い顔が少ない(声をかけやすい)

  ②アイコンタクトがある(声をかけやすい)

  ③目を見て話を聞いてくれる

  ④遮らない(最後まで耳を傾ける)

  ⑤「ありがとう」と「ごめんね」を伝える

  ⑥報連相の情報をうまく活用してくれる

  ⑦報連相に対してフィードバックする

(3)それでも報連相をしなくなったら

  ①率直に理由や背景を尋ねる

  ②改めて報連相の重要性とメリットを伝える

5.まとめ

お問い合わせ

研修実施や研修企画のご相談につきまして、

ぜひ、お気軽にご連絡ください。

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お問い合わせ内容の枠の中に

①研修テーマ

②受講者情報

③研修実施時期

④研修実施場所(対面かオンラインかも)

⑤ご予算

⑥その他、ご要望やリクエスト

などを記載いただければ幸いです。

​渡辺整

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