
ダイバーシティ推進研修
ダイバーシティ推進の重要性が謳われるようになって、十数年が過ぎました。
当初は「女性活躍推進」が扱われることが多かったダイバーシティですが、時代とともに、その他の多様な人材や多様な働き方についても目を向け、真のダイバーシティ推進について考え、取り組む組織が増えています。
本研修では、自組織におけるダイバーシティ推進とは何か、を考えるところから始まります。ダイバーシティを改めて定義したうえで、それを実現するために必要な「アンコンシャスバイアス」に対する自覚と、誰もが安心し自分らしく活躍できる職場づくりに必要不可欠な「心理的安全性」についての知識を学んでいただきます。
また、ダイバーシティ時代におけるハラスメントリスクやチームビルディングのコツについても言及します。
ダイバーシティ推進研修(プログラム案)
1)自組織におけるダイバーシティ推進とは
・改めて、「ダイバーシティ」とは何か
・自組織における「ダイバーシティ」のゴールは何か
・関係者間で、自分達の言葉でかみ砕き、
「ダイバーシティ」の定義の認識をすり合わせることが大切
2)時代の流れとともに、多様な人材、多様な働き方を考える
・“女性管理職登用”や“女性リーダー育成”を目指した女性活躍推進
・“多様な女性”の活躍の実現
・ワーキングマザーの登場とイクボスの需要
・外国人や異文化出身者との協働
・LGBTへの適切な理解促進と活躍推進
・障がい者への適切な理解促進と活躍推進
・シニア層の活躍推進
・育児と仕事の両立支援
・介護と仕事の両立支援
・時短勤務やフレックス勤務の導入
・テレワーク・在宅勤務の実践
3)時代とともに多様化するハラスメント
・パワーハラスメント
・セクシュアルハラスメント
・LGBTに関するハラスメント
・ジェンダーハラスメント
・マタニティハラスメント
・パタニティハラスメント
・ケアハラスメント
・リモートハラスメント
・その他のハラスメントリスク
4)ダイバーシティ推進を阻害するアンコンシャス・バイアス
・アンコンシャス・バイアスとは
・「女性は~だろう」「男性は~だろう」のリスク
・多様な人材の多様な意見に耳を傾ける
・本質を見抜く力を鍛える
5)多様な人材が活躍するために必要な職場の心理的安全性
・心理的安全性とは
・心理的安全性を実現・担保する3つのアクション
①笑う、②肯定する(否定しない)、③会話を繋げる
6)多様な人材の「実は私…」のカミングアウトを受け止める
・自己開示は自己開示を引き出す
・相互理解がチームを強くする
7)ダイバーシティ推進のために必要な“グランドルール”
・「皆違って、皆いい」だけではチームは成り立たない
・「ありのままでいい」だけでは無秩序を招いてしまう
・皆、違うことを受け止めて、皆で守るグランドルールを決める
・グランドルールは定期的に見直し、改定していく
8)ダイバーシティ推進で組織力を強化・向上させる
・ダイバーシティ推進のゴールを改めて考える
・ダイバーシティ推進の目標を決める
※プログラム案は一例です。ご要望や組織・職場のご状況に合わせて、内容を調整します。
※時間についてもご相談ください。最短で1時間~対応が可能です。
※受講者・参加者同士が話し合うワークを取り入れると、より研修の効果が現れます。その場合は2時間以上が望ましいです。