
組織における評価制度については、評価者だけでなく被評価者もその意義と目的を理解し、適切に運用をしていくことが必要です。
本研修では被評価者として、評価制度・評価基準を理解する重要性を学んでいただくとともに、評価期間中に評価制度に則って具体的に何をすべきかを確認いただきます。さらに、自己評価の書き方、評価者からのフィードバックの受け止め方、フィードバックの適切な活用のポイントを解説します。
こんな組織・関係者にオススメです
組織における評価制度については、評価者だけでなく被評価者もその意義と目的を理解し、適切に運用をしていくことが必要です。
本研修では被評価者として、評価制度・評価基準を理解する重要性を学んでいただくとともに、評価期間中に評価制度に則って具体的に何をすべきかを確認いただきます。さらに、自己評価の書き方、評価者からのフィードバックの受け止め方、フィードバックの適切な活用のポイントを解説します。
人は誰でも下位評価(自己評価よりも低い評価が与えられること)を受けたくないものです。下位評価の受け止め方、受け止めた後のモチベーションの維持の仕方についても言及します。また、下位評価が下されないようにするために期初・期末に工夫できるポイントについても解説します。
※本研修実施の前に、組織の評価制度・評価基準について情報を共有いただきたく思います。
評価者研修(4~6時間)
※プログラムは一案です
※ご要望を踏まえて、カスタマイズ・オーダーメイドいたします
1.改めて自組織に評価制度を確認する
(1)評価制度の意義とは
(2)一般的な評価制度の構成例
①業績評価 ~目標に対する成果・成績
②行動評価
a.能力評価 ~業務遂行時における発揮能力・保有能力
b.情意評価 ~勤務態度、業務への取り組み姿勢、意欲など
(3)自組織における評価制度とは
(4)被評価者に求められる2つのこと
①評価基準を知る
②評価者の期待を知る
【ワーク】自身の評価基準を知る
【ワーク】自身に寄せられる期待を考える
2.一般的な評価の手順
(1)期初に目標を設定する
(2)期中に目標に照らし合わせての現状、仕事に対する行動・姿勢を確認する
(3)期末に自己評価を整理する(目標達成および行動面で自己評価を提出する)
(4)評価面談に臨む
(5)評価のフィードバックを受ける
(6)次期(来期)の目標を設定する
3.期初にすべきこと ~目標を具体化する
(1)達成すべき目標は具体化する
(2)SMARTの法則とは ~目標を具体的で、計測可能で、達成可能で、関連性があり、期限が明確
(3)いつまでに、何を、どのくらい、どうするのかを明確にする
(4)数値化を意識する
(5)期初面談で評価者(上司)と目標に対する認識をすり合わせる
4.期中にすべきこと① 日常的に自己評価する
(1)日々目標と照らし合わせて自身の頑張りを評価する
(2)自身の頑張りを振り返るためのKPT法
(3)目標達成に必要な支援・援助を要請する
5.期中にすべきこと② 定期的に評価者(上司)の評価を聞く
(1)評価者の評価を理解する
(2)KPT法でフィードバックを受け、何を改善すべきか整理する
6.期末面談に臨む
(1)KPT法で整理して自己評価を伝える
~頑張ったこと、達成できなかったこと、来期頑張ろうと思うこと
(2)評価者の評価を受けとめる
(3)KPT法で整理しながら評価フィードバックを聞く
(4)評価・フィードバックは次(来期)に活かす
(5)下位評価の受け止め方
①事実を受けとめる
②アドバイスを乞う
③未来に目を向ける
④悔しさを糧にする
7.まとめ
お問い合わせ
研修実施や研修企画のご相談につきまして、
ぜひ、お気軽にご連絡ください。
もし具体的に検討されている研修がありましたら、
お問い合わせ内容の枠の中に、
①研修テーマ
②受講者情報
③研修実施時期
④研修実施場所(対面かオンラインかも)
⑤ご予算
⑥その他、ご要望やリクエスト
などを記載いただければ幸いです。
渡辺整