
コンシェルジュ養成研修
本研修は、お客様からの多様な要望を承り、期待を越えるサービスとホスピタリティを提供することが求められる「コンシェルジュ」を養成する研修です。
まずはお客様の期待を裏切らない接遇のポイント(表情および印象管理、美しい立ち居振る舞い、話しかけやすい雰囲気)を確認いただきます。
そのうえで、お客様の要望を適切に把握・理解するためのコミュニケーションスキル、その要望に応えるための情報収集力・調査力を確認し、適切なご案内をするための分かりやすい伝達力を鍛えます。
「コンシェルジュ」はお客様にNOを言わないことも期待されますが、現実的にはできないことについては「できない」と伝えることも必要です。ただし、その伝え方を工夫し、お客様に失望させないことも重要です。その伝え方のテクニックについても紹介します。
プログラム案
1.「コンシェルジュ」に期待される役割およびスキルを整理する
【ワーク】コンシェルジュに期待される役割を言語化し、整理する
【ワーク】期待される役割を果たすために必要なスキル・マインドを可視化する
(1)「コンシェルジュ」にお客様は様々な期待を抱いている
(2)まずは期待を越えるサービス・ホスピタリティを目指す志が重要
【参考ワーク】コンシェルジュとしてAIを活用するのはアリか?ナシか?(コンシェルジュ人材とAIの違いは?)
2.コンシェルジュに求められる「感じの良さ」「相談のしやすさ」「話しかけやすさ」
(1)お客様に「感じが良い」と思ってもらうために管理するべき表情と印象
①常に口角を上げておく
②常に温かいまなざしを向ける(その準備をしておく)
③鼻歌を歌っているような柔らかい表情を意識する
④清潔感と優雅な物腰が重要
【ワーク】自身の印象を確認する
(2)お客様の視線にすぐに気づき、アイコンタクトを返す
①「相談したい」「話しかけたい」のニーズをとらえる
②コンシェルジュからお客様に歩み寄る(声をかける)
(3)まずは話を受け止める(傾聴力と反応力を発揮する)
①傾聴のポイント ~話を遮らない、否定しない、受け止める
②確認のポイント ~お客様の言葉をそのまま復唱する、理解を確かめる、要望を確かめる
③反応のポイント ~表情のバリエーションを増やす、顔・身体・声の表情を見せる
【ワーク】こんな時どうする? お客様から話しかけられた際のリアクションを鍛える
3.コンシェルジュに求められる「実務の正確さ」、それを実現するための「要望の深堀りと的確な理解」
【ワーク】こんな時どうする? お客様から要望を言われた際に、ニーズやリクエストを聴き深める
(1)お客様の要望に対して、実務を正確に遂行する
(2)お客様の要望理解ために、適切に質問をする ~お客様の潜在ニーズを引き出す・話してもらう
①質問の種類を使い分ける ~オープン質問とクローズド質問
②聞き深めるための4つの切り口 ~「例えば?」「他には?」「具体的には?」「ご要望に沿わないのは?」
(3)明確にするべき要素を理解する
①Quality(求める品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期・締切)で期待・要望を整理する
②6W3Hで対応を明確にする ~特にWhy(理由や目的)の理解が重要
(4)何ができるのか、何ができないのか、を整理する ~当然ながら、できないことは確約しない
【ワーク】「実務の正確さ」について自身の現状を確認する、今後改善すべきポイントを整理する
【参考ワーク】お客様の金銭感覚をどのように確認する?(お客様にとって「高い」「安い」の基準はバラバラ)
4.コンシェルジュに求められる「分かりやすい説明と提案」および「親切な案内」
(1)コンシェルジュに求められるのは徹底したお客様視点
(2)お客様の心理を理解して、話をする ~結論から先に、全体像から先に
(3)お客様に伝わる言葉で伝える ~専門用語・業界用語・聴きなじみのないキーワードは使用しないのが鉄則
(4)口頭(聴覚的情報)だけでなく視覚的情報もあわせて伝える
(5)お客様から寄せられるであろう質問を想定しておき、回答を準備しておく(先回り思考も必要不可欠)
【ワーク】お客様に伝えなければいけない情報を、どのように伝えるかを考える(1度の説明で理解してもらえるよう工夫する)
5.コンシェルジュに求められる知識と情報とネットワーク
【ワーク】コンシェルジュとして、どのようにお客様の要望に応える知識・情報・ネットワークを蓄積しているかを考える
(1)実は重要なコンシェルジュ同士の連携力・協力体制
(2)コンシェルジュチームとして互いに情報共有することが重要
(3)「〇〇さんに相談してみよう!」の人脈・ネットワークを日常的に築いておく
【ワーク】コンシェルジュチームに、よくお客様からいただく問合せ・リクエストは?その対応方法は?(皆で共有する)
【ワーク】コンシェルジュチームとして、揃えておくべき必要な情報は?
6.できないことを頼まれた際の対応
【ワーク】こんな時どうする? ~自社では対応できないサービスを求められたら
(1)できないことを「できる」と言わない ~期待値をコントロールする
(2)できない旨を、申し訳なさそうに伝える ~お客様に理解してもらえるよう表現する
①お詫びの伝え方
②クッション言葉の活用
③丁寧な断り方
(3)必ず代替案を提示する
(4)真のニーズを探り、自分たちにできることでお客様満足を実現する
(5)最後は「あなたがそこまでしてくれたのだから、仕方がない」で理解してもらうことも必要
7.まとめ