コミュニケーションとは関係者同士が互いに持つ情報・考えを伝え合い、受け止め合うことです。ビジネスにおけるコミュニケーションの重要性と難しさを理解したうえで、円滑かつ良好なコミュニケーションを実現するために必要な伝達力、質問力、傾聴力を鍛えます。
こんな組織・関係者にオススメです
ビジネスにおけるコミュニケーションとは、互いに持つ情報・考えを伝え合い、受け止め合うことです。それによって実現できることは相互理解であり、効率的な業務遂行であり、他にも新たなアイデアの創出、より良い職場づくり等が挙げられます。一方で、多忙で働き方も多様化している職場では、コミュニケーション不足・希薄化が問題視されることもあります。
本研修ではコミュニケーションスキルを「伝達力」「質問力」「傾聴力」の3つに分解し、それぞれのテクニックや留意点を解説します。いずれも“ちょっとしたこと(スキル発揮)”を工夫することで職場のコミュニケーションの活性化、情報共有や意見交換の活発化ができるようになります。
それぞれのスキルやポイントを確認いただいたうえで、個人として・職場として、コミュニケーションについて改善できること・改良した方が良いことを話し合っていただきます。
コミュニケーション基礎研修(2~6時間)
※プログラムは一案です
※ご要望を踏まえて、カスタマイズ・オーダーメイドいたします
1.ビジネスにおけるコミュニケーションとは
(1)コミュニケーションとは互いに持つ情報・考えを伝え合い、受け止め合うこと
(2)ビジネスにおけるコミュニケーションの目的
①人となりを知り、相互理解を実現する~自己紹介、雑談、飲みにケーション等
②効率的に業務を遂行する~報連相、会議、打ち合わせ、指示・依頼、提案等
(3)現在におけるコミュニケーションの特徴と課題
【ワーク】職場のコミュニケーションについて考える
2.コミュニケーションを分解する
(1)コミュニケーションを分解する
(2)伝達力・質問力・傾聴力
(3)バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーション
(4)ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化を理解する
3.伝達力を鍛える
(1)自分の持つ情報・考えを分かりやすく伝える
(2)話す際の注意点 ~考えながら話さない、話しながら考えない
(3)相手目線を大切にする
①結論から伝えるPREP法
②全体像から示すWholePart法
(4)「一文は短く」を徹底する
【参考】視覚的に(文章・図で)伝える際のポイント ~相手目線を大切にする
【ワーク】テーマについて分かりやすく伝える
4.質問力を鍛える
【ワーク】テーマについて相手の頭の中にあるイメージを引き出す(訊き出す)
(1)相手の持つ情報・考えを引き出すために質問する
(2)尋ねる際の注意点 ~訊きたいことを整理せずに質問しない
(3)相手の話しやすさを考慮する
①オープン質問とクローズド質問
②過去質問と未来質問
③完全質問と不完全質問
(4)質問力の副次的効果
①相手を尊重しながら依頼を伝えるために質問する
②認識をすり合わせるために質問する
5.傾聴力を鍛える
(1)関係性を築くために必要な傾聴力
(2)相手の持つ情報・考えを受け止める
(3)傾聴のポイント
(4)今の時代に求められる「反応」と「共感」と「寄り添い」
【ワーク】互いの傾聴力を評価・フィードバックする
6.まとめ
お問い合わせ
研修実施や研修企画のご相談につきまして、
ぜひ、お気軽にご連絡ください。
もし具体的に検討されている研修がありましたら、
お問い合わせ内容の枠の中に、
①研修テーマ
②受講者情報
③研修実施時期
④研修実施場所(対面かオンラインかも)
⑤ご予算
⑥その他、ご要望やリクエスト
などを記載いただければ幸いです。
渡辺整