
アンコンシャスバイアス研修
アンコンシャスバイアスとは、無自覚の偏見、無意識の内に思い込んでいることなどを指します。
例えば――。ちょっと想像してみてください。
私が、とある日、クライアントの担当者を訪ねました。受付で名乗り、「14:00にお約束をしています」と取次を依頼しました。
…皆さん、この受付の方、女性だと思いました? 男性だと思いました?
多くの人にこの話をすると、「女性だと思った」って回答されます。でも、私、一言も「女性」だなんて言っていないんです。
これがアンコンシャスバイアスです。
人は皆、無意識の内に、色々なことを決めてしまっているんです。「だって、今までそうだったから」。「だって、これまでの経験から、それが正しいと思うから」。でもそれは主観であって、事実ではない。事実は、きちんと確かめないと分からないんです。
私が登壇する研修では、こういったアンコンシャスバイアスを沢山の事例で紹介し、「確かに、そういう思い込みあるかもね」と気付いていただいた上で、組織内の勝手な決めつけ・思い込みに目を向けていただきます。
アンコンシャスバイアスを自覚できるようになると、本質が見えてきます。例えば従業員同士の相互理解や、事業部同士の連携や、売上拡大のチャンスにも気づけます。ダイバーシティ推進も実現できますし、ハラスメント防止にもつながります。
アンコンシャスバイアス研修(プログラム案)
1)アンコンシャスバイアスとは
2)身近に潜むアンコンシャスバイアスの例
3)組織におけるアンコンシャスバイアスがもたらすリスク
・従業員の正しい活用がなされない(バイアスが活躍を阻害する)
・ハラスメントリスクに気づけない
・ダイバーシティ推進が阻害されてしまう
・売上拡大のチャンスに気づけない 等
4)アンコンシャスバイアスに気づくための3つのアクション
・クリティカルシンキングを鍛える
・考え・価値観を言語化し、見える化する
・双方向のコミュニケーションを実践・実現する
5)職場で増やしたい会話フレーズ
・「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」
・「実は私…」
6)アンコンシャスバイアスに気づけば、世界の見方が変わる
7)目指したい職場のあり方を考える
※プログラム案は一例です。ご要望や組織・職場のご状況に合わせて、内容を調整します。
※時間についてもご相談ください。最短で1時間~対応が可能です。
※受講者・参加者同士が話し合うワークを取り入れると、より研修の効果が現れます。その場合は2時間以上が望ましいです。